遙かなる空へ

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(どうする家康感想)7話 わしの家

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わしの家と言う題名も中々皮肉だな、取り合えず、忠勝と康政は良き?相棒になってるようで。

家康、序盤の危機と銘打たれた、三河一向一揆、その一揆の発端は家康が軍事金欲しさ、一向勢への不信感から事もあろうに本證寺の米を強奪という。

 

まあ、家康に非は有れど一向衆の指導者、空誓上人も武士(支配者層は)争いしか能の無い阿呆、だから協力する義理も無いと乱世で苦しむ民を見てきたと言え、支配者層を批判し見下すだけで、戦をせず国を治める案を発想する事すら無い辺り、お世辞にも良き君主には程遠い。(現世の罪は現世限りも冷めた解釈したら、極楽に必ず行けるから、現世で好きかってして良いと悪用する人も出かねない)

元々歪んだ世を住み良くする為に戦っている家康が不信感抱くのも無理無いだろう、無論その家康がとった手段は大問題だが。

 

思えば1話で友軍に兵糧を届ける為部下と共に必死で敵地を突破し、3話は今川に米を取られる悲しみから解放されると信じてる民と家臣の思いを代弁した忠次、数正の命を賭けた頼みに涙した男が、寺から米を強制的に徴収するシーンの後に上機嫌に米を頬張ってるの中々ショッキングだった、何れにせよ(実態はさて置き)理想郷だった本證寺が家康と空誓、奪う側と奪われる側の不信と無駄な意地で、三河を戦乱と言う地獄に変えてしまう、それに主人公が明確に関わる形で三河一向一揆の始まりを示す回だった。

 

次回 第8回三河一揆でどうする!