遙かなる空へ

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ミリアニ 一幕視聴 簡易感想(ネタバレあり)

一部ネタバレが有ります、未見の方はご注意。

ミリアニ 一幕 上映終了前に無事見に行けた、聞く限り絶賛の声だったので期待度マックスの中で行ったか、期待以上の出来。

細かい所言えは劇場公開前提の構成とライフの合間に演出が挟まる為ややテンポが悪い程度で新規原作勢問わず見て楽しむのに十分な出来栄え。

以前から度々言ってきたがやはり表情の作り込みの良さが全編通じて光る。

CGアニメが敬遠されやすい理由に、顔のパーツの動きが単調、オーバーでアンバランスな感じに見えるのがあるが。

本作では可能な限りセルアニメに近いモデリングにした上で、パーツの細かい動き

(剣な表情でまぶた下げる時の幅は小さく 元気な時も口を大きめに開けつつ余り広げない)アングルに影、光沢の付け方もくどくない感じで、CGアニメなのにCGらしさ、CG故の課題を減らす事に成功してる。

 

特にアップ時の瞳の見せ方が良い、憧れ、喜びに満ちている時は瞳に移る光景が透き通る位に輝いて生き生きと、逆に悲しみで沈んでる時は、見えない圧を感じる重苦しさを見てる観客にも印象残るように作ってる所に感動した。

 

重苦しいと言えば、静香の雰囲気、夢であるアイドルへの不器用なほどの真っ直ぐさ、ツンツンしてるように見えて情に厚い仲間思いの所等、大まかな所は一緒なのだが。

こちらは大分切羽詰ってる感じ、ゲッサン版ミリオンライブ、初期ミリシタコミュでも肩張りすぎて自分を追いこんでる所は有ったけど、今作ではそれが特に強い。

 

未来、翼とオーディションに合格して関係が増してからもレッスン時の表情は二人と比べて慣れてないと言え明らかに曇ってた、アイドルでいられる事に拘る余り、成った事で得る過程や経験を楽しむ発想自体が現状無いように見えて心配になる、早く未来達に救われて欲しい(涙)。

 

それと未来との絡みが多い一方現状P(通称中村P)との絡みが本編と比べて少ないのが意外、どちらかと言うと翼とPの絡みが多く感じる位。AS勢含めアイドルだけで総勢53名、1クール12話と言う制限の中未来達に話の軸行くのは当然ではあるが。

 

今迄の作品は早い内にPと何かしら関わる事が多かったから、ミリア二での関係は凄く新鮮に感じた。

美希 ジュリアもそうだがPとの接点が多い子と言うのを無意識に当たり前と自分思ってたんだな長くなったが期待通り、いやそれ以上の物が見れて満足、続きが待ち遠しいな。