遙かなる空へ

気楽にマイペースに、少しでも前向きになれる何かを届けられたら。

11/12 雑記 (どうする家康 簡易感想)

今日で遂に関ケ原か・・・気付けばあっと言う間だったな。

どうする家康 第42回 

残り話数の事も有り、関ケ原開戦迄の流れや各陣営の動向が大幅に圧縮された分、各シーンの事に短くも印象に残る描写が多く、天下分け目の一戦を前に否応無しに気分が高揚する回となってた。

 

人質時代からの忠臣であり旧友 鳥居元忠の死に心痛めるも、悲しみを胸の奥に留め少しでも味方を増やすべく筆を進める家康。

(内心今すぐにも仇討ちに行きたい気持ちを涙と共に堪え静かに去る忠勝の姿も印象的)

対峙する三成も朗報、悲報問わず矢継ぎ早に来る情報に囚われず寝食惜しんで書状を書き続ける、書状の質や量の差はあれど状況の良し悪し抜きに勝つべく筆を進める姿は悲願は元より奢りとは無縁の必死な姿を感じた

 

忠勝の娘にして、東軍に付いた真田信幸の妻 稲、義父昌幸の言葉に動じず。

父勝りの気迫で入城と言う名の乗っ取りを阻止する傍ら、義父に孫娘達を壁越しと言え対面させる優しさもうかがわせる、本当の意味で強い人なのだと思う。

 

また家康らに図々しい態度取った昌幸も孫娘達との対面時、にこやかな笑みを浮べ、物悲しい表情で去って行く姿は、真田丸とは違う形で彼の人間性が見え少し切なかった。

戦後 九度山に蟄居され失意の内に没する事知ってると尚更。