遙かなる空へ

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10/15  雑記 (どうする家康 簡易感想)

茶々の尊厳を保ちつつ家康の身を守った阿茶、派手な立ち回り無くても彼女の優秀さが分る。 

 

忠勝と島津武士のやり取りが関が原の伏線には流石に無いか。

どうする家康 第38回 唐入り 世界制覇に目が眩み迷走する秀吉、義昭の言葉によって天下人 日の本の主としての誇りを取り戻したのも束の間,茶々の妊娠を知り喜びと混乱の余り狂喜するシーンで終わる所に秀吉を楽に退場させないと言う気迫を感じる(汗)

 

思えば半ば自業自得と言え、母仲の死に間に合わず、その上寧々からも此れまでの横暴振りを批判される、天下人になってから余計に孤独になって流石に可愛そう。

後ムロ氏の老けメイクも老いとゆうより陰り、弱さがにじみ出る感じだな。

 

そして義昭(室町幕府滅亡時のように骨の有る所は有ったが)余り良いイメージの無かったかつての傲慢さは微塵も無く 気さくで愛嬌有る言動で家康 秀吉に、

頂点に立てば何でも見える気でいた、権力者は何時も一人、だからこそ傍で意見を言える人を大切に思わんといかんと。

 

自らの経験を元に語る姿から、将軍に推薦されるのも納得の人格者で有ると共にそんな彼も奢り歪む程に、権力を持ち国の舵を取る事の難しさを認識した。

そして先の権力者は常に一人と言う台詞、遠からず家康も同じ問題に直面して苦悩するんだろうと思うとせつない。