遙かなる空へ

気楽にマイペースに、少しでも前向きになれる何かを届けられたら。

4/8雑記 (映画 簡易感想)

世間は春休みと言う事で過去に見た映画の簡単な感想を。

一応一部重大なネタバレ+少し辛口な物もあるので注意。

ブレイブ 群青戦記

コミック原作の実写化映画。

 

内容は正直、苦難に負けず頑張る少年少女の熱意を押したいのか

殺伐とした戦場に放り込まれ呆気なく散る悲しさを見せたいのか

はっきりしないのと、テンションが上がるここぞと言う所で

盛り上がりが大無しになる展開が目立つ。

 

スポーツ界のエリートと言う設定に対し主力がアメフト+野球チームで他には

空手、フェッシング等が交ざる位で設定の強みを十分に生かせて無く。

実写作品の課題 どうしても衣装がコスプレっぽく見えてしまうのがきつい。

(個人的にあのタイミングであの重要人物が退場するのはいただけない)

 

反面、演者の演技力やアクションは平均点を越えていて、

R12指定ですんだのが奇跡の怪奇性と流血描写が凄い冒頭の野武士による殺戮。

メインの砦襲撃シーンは先の欠点含めても見ごたえ有る。

 

また主人公 葵が才能を持て余し無気力してたのが 杜撰な戦い 友との別れを得て

一生懸命生きる意味を見出し 学生達の長として人間として目覚める迄の成長劇と言う点では評価できる。

 

アメリカンフットボール部主将 高橋鉄男が仲間達と好きなご飯懐かしむ所、

リアルティ無いといわれるけど、

良い意味で緊張感の無い子供らしさがあって個人的には好き。

続いてはこちら

映画 ドラえもん のび太と空のユートピア

何気に数十年ぶりのシリーズ視聴本編見た後だと中々の嘘予告(汗)。

 

空に浮ぶ理想郷 パラダピアを舞台に喜びや悲しみは元より欲や怒りも人間性の証、

才能や感情が完璧に管理された世界は幸せに繋がるか?

落ちこぼれでも仲間として認め合い生きる事の良さのテーマを主に描いてるが、

どちらと言うとロボット 機械でありながら人と変わらない心を持つドラえもん

ソーニャの友情を強く感じる。

 

22世紀の猫型ロボットで有りながら元落ちこぼれと言う過去を持ち

のび太と仲良く馬鹿騒ぎしたり下らない事で喧嘩するが

のび太含む野比家の大切な家族であり、自らの使命以上に友人としてのび太達の欠点や魅力を一番近くで知っているドラえもん

 

パラダピアを守る猫型パーフェクトロボットと言う立場の裏

役立たずと捨てられた所を拾われた苦い過去を持つソーニャ。

 

容姿や言動の差は有れど何処か間の抜けた点や、優しく思いやりの有る心を持つ

ロボットで有り元落ちこぼれと言う共通点が産む関係性が印象的。

(何気にドラえもんとゲストの交流がメインになるのは珍しい)

それも有ってクライマックスの別れ際

今迄の敬語では無く友達としてドラえもんに接する口調で別れを告げるソーニャの姿に涙を誘う。

 

上記の通りテーマ性の強い作品では有るが説教臭く無くかと言って

途中でテーマが台無しにならず解りやすく奥深い世界観と伏線が上手く張られている。

 

メインの秘密道具 タイムツェッペリンやインスタント飛行機セットの

子供心擽るデザインや機能性の良さを良作画で堪能出来る点は勿論

何かと中古で有る事を強調されるコミカルな模写に終盤意外な形で再使用される

かなり優れたアイテムになっている。

 

しいて言うなら従来と比べハラハラドキドキするアクションや冒険シーンが少ない点が惜しい、後ラストの台詞は子供達も見る以上何時か偽物じゃない、

本当の理想郷を目指そうな普通に純粋な台詞でも良かったなと少し思った。

 

何れにせよ 近年は愚かシリーズ全体でも上位に入る良作見て損は無い。

後歴代最高に格好良いジャイアンのび太のくせに生意気だが聞ける。