遙かなる空へ

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1/8 雑記 (どうする家康 最終回 簡易感想)

今更ながら更新、色々あったが一年間見てて楽しい作品だった事に疑いなし

関係者の方々に感謝。

どうする家康 最終回

大暴れの末敵味方問わず大勢巻き添えにして、消えた信繁。

秀頼、大野ら臣下の死を見届け、弱く優しい、人々の世への愛憎を口にして果てた茶々、
親しい者は原因不明の病にお手上げ。

殆どの者は恐れ多さと憎しみで近寄らない孤独の中、瀬名、信康の思いそして心の中に留めた、臆病で 優しい白兎のような自分を信じ生きた仲間、家族との夢を見て逝った家康。

 

乱世の亡霊たる三人の最期と穏やかな世の到来、久々のコミカルで何処か癒される信康の婚姻の回想を持って乱世と作品の終わりを主張する構図に感じた。

 

かつて瀬名が別れ際に言った、本当の姿は貴方の心の中で生きるが、卑怯な狸だの、

偉大なる神の君と言う相反する名が通る最終回で、生かされるとは思わなかった、つくづく凄い脚本だ。
(まあ、三成や茶々を家康への呪いにしたのは手加減…ってなったが)

 

主君とお決まりの流れになる夏目広次。
たかが信長のコイに頭下げるかと悪びれない元忠、

とぼけた仕草と激昂した家康に臆さす、切るなら切れと言い切る度胸有る姿の

両方見せた忠吉と懐かしい顔ぶれから感じる、

個性的過ぎる徳川家臣らの賑やかな様子は後半以降悲惨な模写が有っただけに、歓喜深い気持ちで一杯。
でも時系列に仕方ないと言え。正信、半蔵、直政がいないのは寂しい。

 

後ちゃっかり出てた秀吉、思い返して見ると序盤から家康を持ち上げていたのも

あながち嘘じゃ無かったのかもな、おっかない奴な事に変わりないけど(汗)。